もみじの水彩バージョン作成メモ
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もみじ2種を水彩風にアレンジ |
けど、そのままだとつまらないので、「効果>パスの変形>ラフ」を使って手描き風の輪郭にチェンジ。
ただ、左側のやつは自力でベジェ曲線を描いた分だから問題なかったのですが、右側のやつはもともと3D効果からアピアランス分割で作ったパスだったので、「効果>パスの変形>ラフ」が綺麗にできませんでした(毛が生えたみたいな部分ができる)。
なぜだろう?と思ってよく見たら、めちゃくちゃ沢山のアンカーポイントが自動生成されてた!手作業だったらアンカーポイント2-3個で済むような曲線に20個くらい詰まってる。。。。3D効果、まさかの落とし穴w
→仕方ないので、「オブジェクト>パス>単純化」を2回くらい実行してアンカーポイントの数を少し減らしたら、やっと「効果>パスの変形>ラフ」が綺麗にかかって一安心。
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手描きベジェ(左)と3D効果(右)のアンカーポイント数の違い |
塗りに使うための水彩パターンは例のごとく、Photoshopで2色混合水彩ブラシを使ってこんな感じのやつを2種類用意しました。psd元データは1000x1000pxだけど、ファイルサイズを抑えるためjpg書き出しサイズは500x500pxです (1枚あたり100KB以下)。
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Photoshopの2色混合水彩ブラシで作った水彩パターン |
このjpgをIllustrator側でスウォッチにパターン登録して塗りに使えば出来上がりです。
①水彩背景jpgを配置したあと、画像を「埋め込み」する。
②埋込み画像を選択した状態で「オブジェクト>パターン>作成」でスウォッチ登録。
③あとは普通のスウォッチと同じように塗りに使う。
→もし塗りに境界線が見えてしまったら「移動ツール」の数値オプションでパターンの位置を微調整する。(このときオブジェクトの変形チェックは外しておくこと)
→いちどパターン登録できたら、埋め込んだ元画像は不要なので削除して構わない。
でもこの方法、データサイズが大きくなりやすいのが悩み。元画像1000px大でやった時は20MB近くいってしまって焦りました(大きすぎてイラストACに投稿できない)。
そんな事もあって元画像を500px大に落としたんですが、ぶっちゃけラスター画像をそのまま塗りに使ってるので、めちゃくちゃ拡大するのには向いてないのが欠点かなぁ。
(元画像を「画像トレース」しておけば拡大縮小の問題は解決できるけど、見た目が納得いかなくて今回見送りました。。。)
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