もみじセット制作で試した3つの機能
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紅葉したもみじの葉のセット |
もう秋だし、そろそろ季節を描いてみたい。。。と思ってもみじの葉がいろんな色に紅葉した様子を作ってみました。簡単なものだけど、今まで覚えてきたことや試してみたかった機能などを使いながらやったので、思ったより時間かかりました。
今回、最初の1葉をベジェ曲線で描いたものを少しずつ変形させながらバリエーションを増やしました。どんな機能を使ったのかメモします。
効果>3D>押し出し・ベベル
→葉のバリエーションを増やすのに使いました。最初の1葉を描いたらそれをコピーして、3D効果「押し出し・ベベル」を適用。XYZ軸をマウスで適当にグリグリ動かして、なおかつ「奥行き:0pt」にすれば、フラットなオブジェクトのままで様々なアングルの葉ができます。アウトライン化するには「オブジェクト>アピアランスを分割」で。
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3D効果を使って葉の角度のバリエーションを増やす |
鉛筆ツール+線幅ツール
→線幅ツールで線のタッチを変えるとか、ペンタブないので出番のない機能だよなーと思い込んでたけど、マウス描画でも線さえ描けばいいことにやっと気づく私。「鉛筆ツール」でベジェの線を描き、線端の設定を「丸」に変更してから「線幅ツール」に切り替えて、アンカーポイントをドラッグすると綺麗に膨らみます。具体的には、もみじの小枝の根本の部分をぷっくり膨らませてみただけなんですが、なかなかイイ感じになりました。
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鉛筆ツール+線幅ツールでディテールを作る |
散布ブラシでパターン散布
→もみじ形がひとつあれば、散布ブラシで簡単に大量描画できるはず。。。と思いつきで初挑戦してみました。
①登録する元となるオブジェクトは単色の塗りにしておく。(グラデ不可)
②登録するオブジェクトを選択した状態で、「ブラシ>新規登録」
→すると「散布ブラシ」が選べる。
③「散布ブラシオプション」画面でパラメータをいじる。今回はこんな感じ:
・サイズ:ランダム(40〜80)
・間隔:ランダム(25%〜50%)
・散布:ランダム(-30%〜20%)
・回転:ランダム(-20%〜20%)
④「ブラシツール」を選択した状態で線を描くと、線に沿ってパターンが散布される。
⑤アウトライン化するには「オブジェクト>アピアランスを分割」
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散布ブラシを登録して線を描画してみたところ |
もみじという題材のおかげで、使ってみたかった機能を3つも試すことができました。試行錯誤しながらだったのでちょっと大変だったけど、なんとか形になったのが嬉しいです。
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