Illustrator 愚直にチュートリアル挑戦 (3-1)
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コバルトヤドクガエルの写真トレース(左)とローポリ(右) |
超初心者向けのIllustratorチュートリアルの第3弾に入ります。カフェのメニューを作るというお題なのに、なんでカエルの絵が貼ってあるのかは後ほど。。。このチュートリアル、内容的にちょっとボリュームがあるので分割してやってみます。今回やるのはStep 3-1のビデオの分です。
IllustratorことはじめStep3:実践「印刷物の作成」
毎度知らないことが盛りだくさんなので、学んだことをメモメモ。。。(現在、Illustrator 2019を使っております)
ガイドを用紙中央に配置
→恥ずかしながら「定規からガイドを引っ張ってくる」という基本を知りませんでした。しかも定規の出し方が「プロパティ>定規」というのも初めて(表示>定規しか知らなかった)。もっというと「選択ツールを選んでるけどオブジェクトが一つも選択されていない状態」でしか「プロパティ>定規」が表示されないという臨機応変な仕様であることも知らず、最初ちょっとハマりました。
あと、ビデオではいとも簡単に用紙中央にガイドを配置してるけど(中央にスナップされてた)、自分でやってみたらなぜか中央スナップされず、手動合わせは無理でした(原因を調べたけどよく分からず)。しかも初回のガイドは自動ロックがかかって位置が修正できないみたいだし。なので結論としては、「定規を出す→ガイドを適当な位置に作成→ガイドのロックを外す→整列ツールで中央に配置→再びガイドをロック」が確実なのではないかと。このへん、ビギナー向けにもうちょっと説明が欲しかったな。
アートボードにセンターマークを表示
→これは今回のチュートリアルに関係ないのですが、上記のガイドを中央配置する件で悩んでた時に初めて知った機能です。「アートボードツール」をクリックして出てきた画面(アートボードオプション)の中に、「センターマークを表示」「十字線を表示」というのがあり、チェックを入れると中央を示す緑色のマークが現れます。これは便利かも。
ポイントテキスト vs エリア内テキスト
→普通にテキストと呼んでたけどそういう呼称だとは知りませんでした。あと、テキスト選択中にプロパティを開くと文字関連のツールがひとまとめに表示されるのを見て「そういう事だったのか!プロパティ便利!」とやっと気づいたという。
画像トレース
→写真を自動でトレースしてくれる機能です。画像を選択した状態で「プロパティ>画像トレース>写真(低精度)」とやるとイラスト風になります。この状態で「プロパティ>拡張」を実行するとベクター変換され、全パスがグループ化されるのか〜。なるほど〜。
(この時、透過画像の背景が白背景になってしまったけど、グループ内の最下部のレイヤーを削除することで解決しました。ビデオではそこまで解説してないけど)
というわけで、今回(Step3-1)はここまでですね↓
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今回のチュートリアルのStep3-1までやったところ |
これだけだとなんかつまらないので、せっかくだから今回おぼえた「画像トレース」機能を使って何か作ってみようと思いました。こないだ水族館の特別展示で撮った、生きる宝石☆コバルトヤドクガエルちゃんの写真でやってみようっと。
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コバルトヤドクガエルの写真 |
このままだと色も暗いし、カエル部分だけ写真トレースしたいので、Photoshopで色補正して背景を消去しました。(実は背景消去のうまい方法を知らなくて、多角形選択ツールでカチカチ輪郭をとるという原始的な方法でやったのは内緒です)
その結果、なんとなくこんな感じの透過PNGができました。これを使っていきます。
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Photoshopで背景を消去して透過png保存したところ |
Illustratorにこの画像を配置して「プロパティ>画像トレース>写真(低精度)」を実行すると。。。。おおお!確かにトレースできたけど、精細すぎて写真とほとんど変わらないなぁ。たぶん元画像が大きすぎたんだろうと思って、画像サイズを1辺400pxにまで縮小して再トライしたら、うまくいきました!楽し〜い。
これだけだとちょっと寂しいので、ついでにI ♥ ∆でローポリ版も作って並べてみました。こうしてみるとなかなかカワイイですね。
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というわけで、カフェのメニューを作るはずが、いつの間にか毒ガエルの絵になってしまったのでした。脱線しまくりだけど、まあいいか。
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