地球儀アイコンと衛星画像風パターンの作り方

地球儀セット サテライト＠イラストAC

だいぶ前に作った地球儀のアイコン、イラストACで意外と人気だったので、先月リメイクしてみました。といっても、Illustrator側のパスは全然いじってなくて、主にPhotoshop側で「衛星画像ぽい」背景画像を作るので試行錯誤してみた感じです。

作り方は単純なのですが、地球儀アイコンの赤道が少し下に傾いている状態なので、台風マークを赤道付近に合わせる微調整がちょっと時間かかったかも。以下、順を追って紹介してみます：

雲ベース(青い背景＋雲レイヤー)

これが最初の状態です。青い背景レイヤー(水彩塗りでブルーの濃淡を出してます)の上に、白いランダムな雲のレイヤーを重ねています。が、先月やったばっかなのに、この雲レイヤーの作り方がどうしても思い出せない。。。orz
(たぶん複数のフィルターを重ねるとかして適当に作ってた気がします。なんか悔しいので、思い出したら追記します！)

円形の選択範囲に渦巻フィルタを適用

次に、雲レイヤーの中で台風を作りたい箇所を「楕円形選択ツール」で囲み、そこに「フィルター＞変形＞渦巻」を適用します。これを何回か繰り返すと好きな位置に台風ができます。円形の境目がちょっと不自然ですが、これは次で修正します。

指先ツールで雲に流れをつくる

「指先ツール」を使って、台風と雲の境目を繋げたり、その間にある気流を表現します。いまはペンタブ持ってないので、全部マウスで適当にやりました。
このままフラットな背景として利用してもいいのですが、今回はIllustrator側で地球儀アイコンの塗りに使いたいので、球体っぽい立体感を出すことにしました↓

塗りに使用した衛星画像っぽい自作画像

青いレイヤーと加工後の雲レイヤーを結合して1枚の画像にしたあと、「フィルター＞変形＞球面」で立体感を出します。これが最終形で、この画像をIllustratorで読み込んでパターン登録します。(最初は図形と球形がぴったり合わないですが、パターンの位置を微調整して地球儀アイコンとほぼ同サイズになるようにしました)

実際のIllustratorデータはイラストACから無料ダウンロードできます↓

地球儀セット サテライト＠イラストAC

それにしても、たったひと月前にサクサクやってた作業でも、結構手順を忘れるもんだなーと自分で驚きました。。。今度からもうちょっと作業記録を残しておこう！と思った次第です。