青いブーケでトライアングル背景を塗ってみた

トライアングル背景 青い花束@イラストAC

トライアングル背景のバリエーションを作ってみました。ほんの思いつきで簡単に出来るだろうと思って作り始めたら、のべ2日がかりだったという力作(?)かも。。。

先日の「三角だけで作った超単純なシームレス壁紙」をベースに色変更しただけなのですが、前回は6色しか使っていなかったのに対し、今回はぜんぶ異なる色にしたので塗るのが大変だったというのと、あとでシームレスにしようと思ったら繋ぎ目の処理に意外と手間取ったというのが2日かかった理由です。

作り方は単純で、こないだ撮った青い花束の写真からスポイト機能で色を吸い取って塗っただけ。。。といっても、それなりに下処理はあったのでメモを残します。

色のベースに使った花束の写真(トリミング+加工済)

まず花束の写真から色を使いたい部分だけをトリミングして抽出し、空白部分があればスタンプツールで適当に塗りつぶします。(花束の周辺に不自然なスタンプ跡があるのはそのためです)

Illustratorでトライアングル壁紙のデータを開いて、この画像を下のレイヤーに配置。三角パターンのほうは一旦塗りをキャンセルして線だけにしておきます。そうすると以下のようにパターンの下に写真が透けて見えるので、スポイトツールを使いながら「Shift+クリック」で写真の色を吸い取っていきます。

スポイトツールで大まかに色を拾っていく

とはいえ、スポイトツールで一回に吸い取ることができるのは一色だけなので、狭い三角形の中のどの色合いを選ぶかは制作者のセンス次第です。エイヤで適当にやればサクサク進む作業ですが、納得がいく色合いになるまで何度もやり直したりすると結構時間がかかるかも。

白い部分はグループ化してロックしておくと作業が楽

今回は白いアクセントのパターンを入れました。これも手作業でチクチク白で塗りつぶしていったのですが、できたら白部分だけグループ化してロック(カラー>選択>塗りで白だけ全選択→グループ化→ロック)。そうすると塗りの三角形と干渉しなくなって選択しやすくなります。

これを全部手動で塗り終わるだけでかなり時間がかかったんですが、それだけで終わりではなく。。。出来上がりを見たら欲が出て「シームレス壁紙にしよう!」と余計な事を思いついたために、さらに手間が。。。
実は先日のトライアングル背景の比率だと、今回のデザインはシームレス柄にならないのです。なので跡から繋ぎ目に三角オブジェクトを追加して塗り足しの処理→色が馴染むように再調整。ちょっと大変でした。

ひたすら画面を見ながらマウスでチクチクと色を塗る作業を延々と何時間も続けるなんてかなり修行ちっくなのですが、なぜ挫折しなかったかというと。。。作っている最中から自分の頭ではとても生み出せないような綺麗な色合いが展開するのが面白かったからです。(スポイトのクリックする地点によって、偶然に任せて色が変化する)
作り始めから完成までずっと楽しい!と思いながら作れたのが一番良かったかも。

かなり大変なので、気軽にバリエーションを増やせるわけじゃないけど、いつか別の色彩バージョンに挑戦してみてもいいかな?と思ってます。

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トライアングル背景 青い花束@イラストAC


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